illustrator:ニライ愛
作者:猫の毛繕い
俺、七瀬囚には幽霊が見える。俺は家の納屋で「刀の鞘」と出会った。正確に言うとそれは刀の鞘に憑いた付喪神で、鞘だから「紗夜」と呼んでいる。ある日、俺は旅行の土産を知人に渡すよう頼まれた。それを紗夜に頼むと引き受けてくれ、戻ってくるまでの間、道端のベンチに腰掛ける。すると、少女の姿をした付喪神が現れ…?
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