作者:金森璋
ふと、夜中の暗闇に、夕子は自分の意識が浮かんでいるのを見た。そのとき、がしゃん!と大きな音を立ててポストの受け口が閉まる音が!「こんな時間に何?」。起きてポストを覗くと、そこには白い封筒が入っていた。中には赤い花びら。そして便箋にはこう書かれていた。『赤い花は好きですか?』。これって、いったい…!?
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